2019/2/18

子どもに絶対言ってはいけない言葉①

日本メンタルアップ支援機構 代表理事 大野萌子さんのお話から。

①「勉強しなさい」 

言わないと勉強しようとしないし、言ってもいうことを聞かないという状況に陥ると、

どんどん言い方がきつくなり、「なんでやらないの!?」と責めたり「困るのはあなたよ!」と脅したり、

揚げ句の果てに「もう、知らないから!」と突き放したりと、

NGワードのオンパレードになりがちです。

言葉の暴力によって、さらにやる気の芽を摘んでしまうことになりかねません。

「○○しなさい」と命令されるのは、子どもだって嫌なもの。

嫌われてもあえて言うのは子どものためだからというのは、ウソではないとは思いますが、

それだけでしょうか? 

勉強している子どもを見て親が安心したいからではありませんか? 

そんな場合は、口先だけになりがちです。

本当に勉強に取り組んでほしいなら、環境を整えることが大切です。

小学校4年生までは子どもの成績は親の成績と言われるくらい、

ある程度のお膳立てが必要です。

小学校低学年なら当然、学習習慣がついていないなら中学生でも必要なのです。

学習環境を整えるといっても立派な学習机を用意するなどということではありません。

「一緒に取り組む」環境です。

スポーツにコーチがついているように、勉強にも伴走する人が必要です。

ですから、勉強する場所は親の目が届くリビングなどがよいでしょう。

そして、「勉強しなさい」ではなく「(一緒に)勉強しよう」と声掛けすることが大切です。

実際に教えるだけでなく、時にはタイムキーパーになったり、採点者になったり、音読に付き合ったりと、共に過ごすことを推奨します。

忙しくてそんな時間はないという方は、親は親で自分の勉強や作業の時間にあててください。

本を読むでもよいですし、

パソコンで仕事をするとか、

ブログを書くでもよいと思います。

とにかく一緒に取り組むという環境が大切です。

これが、子どもの帰属欲求を満たします。

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環境で人は変われる。

言葉がけひとつで人は変われる。

これは大人も子ども同じですね。

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【代表 加藤寛】
 
大津市石山で小4生から大学受験生を対象とした個別指導、自立学習指導の個別進学セミナー、年中から小学生までのそろばん塾ピコを運営しています。
 
学生時代より生徒指導を始めて37年。その間指導した生徒は延べ20000人以上。
 
学習指導にとどまらず、カウンセリングやコーチングの技術を用いて、子どもたちのメンタル面を引き上げる指導も行っています。
 
お子さまの成績がいまひとつ伸びない、もっと伸ばしてあげたいとお考えでしたら、ひとりで悩まずご相談ください。今の状況を変えるきっかけとなるかもしれません。
 
代表 加藤の著書】
 
 
本書は、子どもが勉強しなくてイライラしてしまう、塾や予備校の面談でこの成績では、志望校の合格は無理ですねと言われて不安になっている、子どもと進路について話し合いたいが子どもが何も話してくれない、子どもが率先して勉強してくれたらいいのに、そんな悩みや希望を持っているあなたに最良の一冊となっています。

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