ここ一番で頑張れる子にする方法


2016/11/26

ここ一番で頑張れる子にする方法

今日もブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!

さて、今日のお話は「トマトやキュウリの上手な育て方」です。 

「あれ?これって学習塾のブログじゃないの!?」

「はい、間違いありません。あなたが読み始めているのは、学習塾のブログです。」

「でも、どうしてトマトやキュウリの話なんか・・・。」

実は、おいしい野菜の育て方にお子さんをここ一番で頑張れる子に育てるヒントが隠されているからなんです。

あなたは、トマトやキュウリを上手に育てる秘訣をご存じでしょうか。

何かで読んだことがあるのですが、その秘訣とは・・・

「苗を植えた直後に水を与えたあと、その後数日間、水をやらない」

ことだそうです。    

水をやらないと、当然ですが、しおれてきます。

ピンチの状態ですね。
 
そして、

「これ以上水をやらなかったらマズそう・・・」

というギリギリの状態になったら水をやり、

その後は、普通に水をやって育てるそうです。

 このように、植え付けたあとに、しばらく水をやらなかったトマトやキュウリは、

背も高く、茎も太くなって、丈夫な実がつくのだそうです。

つまり、水がないというピンチの状態を経験したトマトやキュウリは、

水を求めて根を深いところまで張りめぐらせるのです。

カボチャをたくさん収穫する方法というのもあるそうです。    

ふつうカボチャは放っておくと、1 本のツルに3 個~4 個の実がつくそうですが、
 
ある方法を使うと、なんと10 個以上の実がなるそうなんです。

 農業研究家の赤木さんという方が見つけた方法なのですが、

それを知って私は大変驚きました。

その方法とは・・・

カボチャがそろそろ花を咲かせる頃になったら、いきなり根本を引き抜くのです!  

しかし、当たり前ですが全部を抜き取ってしまうのではなく、
 
「プツッ、プツッ」と根が切れる程度にまで引っ張り、
 
根が切れたら上から土をかぶせるのです。

 カボチャにとっては、まさに生きるか死ぬかの究極の体験をすることで、

その後グングン根をはり、
 
わずか1 本のツルから10 個以上もの実をならせるほどに成長していくのだそうです。

これを読んで、人間も全く同じだなあと、つくづく思いました。

私たち大人でさえ、辛い経験やいやな思いをしたいとはなかなか思えません。

 むしろ避けて通りたいと思うのが本音でしょう。

それが子どもであれば、なおさらです。

いやなこと、しんどいこと、辛いことを望んで受け入れるには、

よほどの目的意識がないとできないものです。

しかし、私たちは、勉強に限らずいろいろなことで、

まだ精神的にも未熟なわが子に、あえてしんどい体験をさせようとするのは、
 
親として本能的に、そして経験的にそのことを知っているからだと思います。

世間では、最近の子どもはなかなか

「いざというときにがんばれない」
 
「踏ん張りがきかない」
 
と言われています。

ですが、私は塾生たちに、

ココ一番にしっかりがんばれる子どもになって欲しいと、心から強く思っています。

すべての子どもたちに、『いのちの根』を強く張りめぐらせて欲しいと願っています。

 もちろん私自身も命の根を強く張っていくつもりです。

お母様、お父様も、ぜひお子さんを励まし、見守ってあげて下さい。




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