2017/2/7
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成績アップのヒントはドラえもんにあり |
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私はドラえもんが好きです。大好きです。家に1台ほしいと思っています。 コミック本は21~29巻を除き、全部そろってます。(なぜ21~29巻がないのかは謎です) そんな私が、「ドラえもん第3巻」で見つけたとっておきの話をご紹介します。 その話とは「ソウナルじょう」。あらすじはこんな感じです。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 夏のある日、のび太くんは友だち(ジャイアンやスネ夫)にプールに誘われます。でも泳げないのび太くんはその誘いを断ります。 「せめてあと2,3年のうちに泳げるようになりたいな」 そう思い、部屋の畳の上で泳ぎの練習を始めるのび太くん。 そこへドラえもんの登場です。 「何やってんの?えっ、泳ぎの練習?」と、ドラえもん。「でもちっともうまくならないんだ」と、のび太くん。 泳げないのび太くんは、みんなに笑われるのを恐れて、プールで練習できないんです。そこでドラえもんが出した道具が「ソウナルじょう」という薬。 これを飲めば、思ったとおりに何でもそうなるという薬です。 浅い幼児用プールからしか練習のできないのび太くんにとっては、とてもありがたい薬です。 その後、「ソウナルじょう」のおかげで、泳ぎにもだいぶ慣れてきたのび太くんは、友だち(しずかちゃんなどなど)を誘って、空き地で、本格的に練習を始めます。 しずかちゃんが、「空き箱に真珠が入ってたらなあ」と思えば、本当に真珠が出てきます。別の友だちが木を見て、「サンゴのつもり」と思えば、その木はサンゴに変わるんです。 でものび太くんは、人食いざめが出るだの、大うずまきがおきるなど、ろくでもないことばかり考えて、楽しい思いができません。 「君は空想の中でもろくな目に遭わないんだね」と、ドラえもんに言われてしまいます。 と、まあこんなお話しです。 この話を読んだ子どものころの私は、 「こんな薬がホントにあったらいいのになあ、何でも夢を叶っちゃうのに・・・」なあんて、思ったものです。 でも、実際そんな薬などあるわけがありませんから、実現するはずがありません。 「あんなことができたらなあ!こんなことができたらなあ!」 と、ため息ばかりつく。 ただの願望を思い描くだけ。 そう、願望だけでは夢はかなわないんです。 さあて、ここからが大事な話。 願望だけでは何ごとも成就しない。 その欲求に明確な目標を与え、それに向けて努力すべきなのだ。 1000回あこがれるよりも、たった一度でも勇敢に試してみるほうがずっと価値がある。 「もしも…」という言葉は、無力と絶望のつぶやきにすぎない。それは可能性という畑の周りに垣根をめぐらし、せっかくのやる気をそいでしまう。 困難は乗り越えるためにある。 だから、ただちに困難と取り組め。 実践しているうちに、それを克服するうまい方法も見つかるはずだ。 努力をくりかえせば、力と勇気が湧いてくる。 精神や人格はいつのまにか完璧なまでに鍛え上げられ、潔(いさぎよ)く勇敢な態度が身につき、自分の意のままに行動できるようになるだろう。 ただし、困難と真剣に闘った経験のない連中にはこのことはとうてい理解できないと思うが… これは法律家リンドハーストの言葉です。 特に「自分の意のままに行動できるようになる」。これはまさに「ソウナルじょう」を飲んだときと同じ効果ではありませんか! もうひとつの言葉。これはスマイルズの「自助論」より。 困難を征服しながら、われわれは学んでいく。 ひとつの困難を克服すると、それが新たな困難に立ち向かう助けとなる。 困難に立ち向かわなくてもすむようになるのは、人生が終わり、修養の必要もなくなった時だけだ。 それまで、われわれの勉学と努力は限りなく続けられる。 嫌なこと、やりたくないことだけど、やらないといけないことってありますよね。 それを「困難」と呼ぶとすると、今あなたの目の前に多くの困難があるかもしれません。 しかし、リンドハーストの言葉にあるように、困難は乗り越えるためにあるんです。 というか、乗り越えられない壁なんてないんです。 あなたが「これはムリだぁ」と思っているもの。それはあなた自身が勝手に、自分が楽をしたいからそう思っているだけ。 あなたが、あなたの今もっている力で乗り越えられる壁しか、現象として目の前には現れてきません。 だから大丈夫です! 必ず乗り越えられます! |
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