「言葉の力」について。
クオリティマネジメント社長、矢部廣重さんのお話しをご紹介します。
あらためて言葉の大切さを痛感したお話です。(致知11月号より)
言葉は人生の中で最も難しい修行。
①言葉が人間関係が難しくなる
②言葉がいらぬ荒波が立てる
③言葉が言刃になる
④言葉が一人歩きをする
⑤解釈違いで人間関係を悪くする
など、毎日の生活を楽しくするのも、
苦しくするのも言葉の力が大きく関わっているようなのです。
言葉は誰のために存在するのか?
ほとんどの人は自分の考えや意見、気持ちを言うためにあると思っているようですが、
実は言葉は「他人のため」にあるそうです。
自分の言葉は「他人の財産」だそうです。
だから言葉を上手に、他人から喜ばれるように使う必要があると。
矢部さんは経営者の指導に当っておられる方なので、「部下」となっていますが、
この「部下」の部分を、「子とも達」に置き換えても同じことが言えるようです。
①部下(子どもたち)が聞きたくない言葉、それは自分自身も嫌になる言葉
②部下(子ともたち)が喜ぶ言葉、それは自分自身がうれしい言葉
③相手(子どもたち)に発する言葉は自分自身に言い聞かせている
④うれしい言葉は自分を元気づける
⑤凶器の言葉は自分自身を傷つける
私たち塾人は「しゃべること」も仕事のひとつ。
日々、プラスの言葉のエネルギーを子どもたちに与えつづけなければなりません。