質問をよくする子、わからないことがあればすぐ聞く子。
そういった子の方が傍から見れば、「勉強熱心な子」に見えます。
本当はわかっていないのに、何も質問せず、
「わかったふり」をするよりはいいのですが(笑)。
ただ、そういった「勉強熱心な子」に対して、
質問されるがままに受け答えしすぎては、
その子の成長はないと思います。
時には突き放すことも必要です。
突き放すというと冷たく感じるかもしれません、
「質問してるのにどうして教えてくれないの!?」
「先生だったら、ちゃんと答えてよ」
と、思うかもしれません。
でも、その裏には他力に頼る心が見え隠れしています。
いつまでも教えられるわけではありません。
テストは自分の力で解くものです。
また、突き放すというのはほったらかしにするという意味ではありません。
「この子はできる」と信じるからこそ突き放すんです。
質問しやすい環境、何度でも質問できる環境で学習できることは大切です。
安心できる学習環境は必要です。
同時に自立を促す環境も必要だと思います。
子どもたちの成長、力を信じて時には「突き放しのある環境」も必要だと思います。