2017/6/14

飛べないノミになるな!

「ノミ」ってみなさんご存じですよね? 私は実際には見たことがありませんが 。

このゴマ粒ほどのノミは、あんなに小さいのに1mほどもジャンプして飛べるそうなんです。

で、このノミくんを30cmほどの密閉した箱の中に入れたらどうなるか・・・。

そうです。

箱から抜け出そうとジャンプを繰り返すのですが、

ジャンプするたびに蓋にぶつかるわけですね。

そして2分ほどするとこのノミくん、

蓋にぶつからない程度の高さまでしか飛ばなくなるそうです。

あきらめが早いノミくんですね。

次に、このノミくんをひっくり返したコップの中に入れたらどうなるか?

今度は10cmほどのコップの高さまでしか飛ばなくなってしまいます。

さらに今度は、このノミくんに裏返したお皿をかぶせると・・・?

そうです!

ご想像どおり、全く飛ばなくなってしまいます。

もう自分には飛ぶ力がないのだと勝手に判断してしまうんですね。

ではこれを、われわれ人間、特に子どもに置き換えてみるとどうでしょうか?

私たちは生きていく過程でいろいろな失敗をします。

挫折も経験します。

がんばってはみたもののうまくいかないこともいっぱいです。

そしていつの間にか、

とても狭い枠の中に自分を押し込めて、

自分で勝手に「限界」を決めてしまいます。

「どうせムリ」「もう限界」「やってもムダ」・・・ 

いろんな言い訳を言って、自分の殻を割ろうとはしなくなってしまうんですね・・・

 われわれ大人だってそうですし、子どもならなおさらです。

がんばってもなかなか結果がついてこないこともあります。 

そして、中には「自分はこの程度・・・」と決めつけてしまって、

高く飛ぼうともしなくなってしまう場合も出てきます。 

「飛べるのに飛べないノミくん状態」になってしまうのです。

まわりの大人も子どもたちに対しては、

少しでも前進できたことを認めてあげて、

ほめてあげることが今すごく大切だと思います。

たとえ失敗しても根気強く向き合い、

少しでも進歩があれば大いに認め、

さらにもっと高く飛べるようにと、応援する。

子どもたちの可能性の殻を破っていくお手伝いができれば、

こんなにうれしいことはありません。

人間だれしも、壁にぶつかることがあります。

時にそれはとても乗り越えられない壁だと感じ、

その壁の前で挫折してしまいそうになることがあります。

しかし、その壁は…。

大リーグの大打者イチロー選手がこんなこと言っています。

「壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性のある人にしか やってこない。 だから、 壁があるときは、 チャンスと思っている。」

また魂のピアニスト、フジコ・へミングはこんなことを言っています。

「あきらめないで夢のために努力すれば、必ずいつか道が開けるものよ。自分を不幸だと思ったら、そのときから不幸になるんだから。」

自分が壁だと感じるもの、それは実は自分に与えられた課題なんです。

その課題と真摯に向き合い、乗り越える努力をすること。

それは自分を成長させるチャンスなんです。

それを怠ると、後々の人生で、その課題は別な形で現れます。

「飛べるのに飛べない蚤(のみ)」になっていはいけません。 
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