やってはいけない子どもへの聞き方。
それは「訊く」ことです。
言い換えれば「訊問」です。
学校から帰ってきた子どもに、矢継ぎ早に
「今日は忘れ物しなかった」
「先生に何か言われなかった」
「宿題はあるの」
といろいろと質問すること。
子どもの側に立ったら、たまったものではありませんね。
では、例えば、子どもが忘れ物をしたとしましょう。
「いつも言ってるのに、どうして忘れ物したの!」
テストで点が悪かったら
「どうして○○点しか取れなかったの!」
部屋の片づけが上手じゃない子に
「どうしていつも部屋が片付けられないの!」
どうして!
どうして!
どうして!
こんなききかたしていませんか?
「どうして、どうして」で子どもを責めて(攻めて)いませんか?
こういうきき方をしている以上、子どもは変わりません。
「どうして」と聞くと、子どもは言い逃れをしようとします。失敗の原因を自ら見ようとしなくなるんです。
親が変われば子どもは変わります。
親が子どもへのきき方を変えなければなりません。