2016/9/27
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子どもの気持ちを受け止めるコツ2 |
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本題に入る前にちょっと… 私は考えます。子どもの学力向上に必要なのは 子どもたちの気持ちをを受け止められる大人だと。 受け止めるとはどういうことでしょう。 「聞く」には「心」がない。 「心できく」とは「聴く」なのです。 「心」の字があるとおり、 相手の言わんとするところを「心」で受け止め、 心で返すという意味がこの字には含まれます。 音楽は聴くものです。 演奏者の心に触れるから感動するのです。 感動は共感を生みます。 「今日、学校で飼っていたうさぎが死んじゃったの」 と子どもが話しかけてきたことに対して、 子どもと向き合って 「そう、それは悲しかったわね」と子どもの気持ちを言葉で返してやるんです。 すると子どもは心のうちを話し始めます。 単なる言葉の知的な理解にとどまらず、 その背景にある感情を受け止め、 理解する、 共感することがまさに「聴く」なのです。
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